家を買う話が出たとき、最初はもっと楽しいものだと思っていました。
インテリアを見たり、間取りを考えたり、休日に住宅展示場へ行ったり。
なんとなく「新しい生活が始まるワクワク感」の方が大きかったんです。
でも、住宅ローンという言葉が現実味を帯び始めた頃から、少しずつ空気が変わっていきました。
ポジ夫はずっと楽しそうだった
夫は基本的に前向きです。
細かいことを気にしすぎず、どちらかというとハスキー犬みたいなタイプ。
ちょっと雑だけど憎めない、いつも楽しそうな人です。
住宅ローンの話になっても、
「まあ、なんとかなるでしょ」
「今の家賃とそんな変わらないんじゃない?」
「駄目元で聞いてみよ」
そんな感じで、あまり深刻そうではありませんでした。
私はというと、猫みたいに一度気になるとずっと考えてしまうタイプです。
静かな夜ほど、頭の中でいろいろな不安が大きくなっていきます。
調べ始めたら止まらなくなった
最初は軽い気持ちでした。
「住宅ローンってどんな感じなんだろう」くらいのつもりで検索しただけだったのに、気づけば毎晩調べていました。
- 変動金利と固定金利の違い
- 金利が上がった場合の返済額
- 固定資産税
- 火災保険
- 住宅ローン減税
知れば知るほど、単純な話じゃないことが分かってきました。
特に怖かったのは、「今は払えてしまう」ということでした。
ギリギリでも通ってしまうからこそ、あとから苦しくなるケースもある。
その話を見た瞬間から、急に現実感が出てきたんです。
マイホームブルーの入口だったのかもしれない
当時はまだ、家を買うと決まったわけではありません。
それなのに私は、すでに少しマイホームブルーみたいになっていました。
「本当に買って大丈夫?」
「後悔しない?」
「もし失敗したら?」
考え始めると止まりません。
でも横を見ると、ポジ夫はアイスを食べながらYouTubeを見ています。
その姿を見て、ちょっとだけ笑ってしまいました。
この人は本当に、心配しすぎるという機能が付いていないのかもしれません。
後悔しそうだからこそ調べたかった
私は昔から、「後悔しそう」と思うと徹底的に調べるタイプです。
特に住宅ローンは、人生で一番大きい買い物と言われます。
失敗しかけたあとでは、簡単に戻れません。
だからこそ、怖くても知っておきたかったんです。
夫には少し神経質に見えていたかもしれません。
でも私は、ちゃんと不安になっておきたかった。
まとめ
家を買う前、私は住宅ローンについて調べれば調べるほど不安になっていきました。
一方でポジ夫は、相変わらず前向き。
その温度差にモヤモヤしながらも、少し救われていた気もします。
この頃はまだ知らなかったのですが、ここから夫婦の「住宅ローン観」の違いが少しずつ表に出てくることになります。