住宅ローンの審査も進み、 いよいよ本格的な注文住宅の打ち合わせが始まりました。
この頃の私は妊娠中。
つわりと戦いながら、 住宅ローンと家づくりのことを考える毎日でした。
そして私はまだ知りませんでした。
ポジ夫が「ポジ夫モード」に入る瞬間を。
最初は予算を守る約束だった
打ち合わせが始まる前、 私たちは夫婦で話し合いました。
私
「予算は絶対守ろうね」
ポジ夫
「もちろん!」
「今回は真面目にいく!」
「知らんけど」
今思うと、 この時点で少し怪しかった気がします。
注文住宅は、 最初の見積もりから金額が増えることが珍しくありません。
住宅会社がわざと隠しているわけではなく、 打ち合わせが進むにつれて 「もっとこうしたい」 という希望が増えていくからです。
実際、多くの人が契約後に数百万円単位で予算が増えると言われています。
オプションという甘い誘惑
打ち合わせが進むと、 営業さんからさまざまな提案が出てきます。
- 食洗機をグレードアップ
- 収納を追加
- 玄関を広くする
- 外壁を変更する
- コンセントを増やす
どれも聞くと魅力的です。
しかも営業さんの説明が上手い。
「今しか付けられません」
「後から工事すると高くなります」
そう言われると、 断るのが難しくなります。
ポジ夫が覚醒した
問題はここからでした。
今まで予算を気にしていたはずのポジ夫が、 突然はしゃぎ始めたのです。
「庭に水栓追加できる?」
「ウッドデッキもいいな」
「収納も大きくしたいな」
「知らんけど」
完全にポジ夫モードです。
住宅展示場で夢を見ていた頃のポジ夫が帰ってきました。
しかも本人は、 それぞれ数万円程度だと思っています。
ところが実際には、 オプションは積み重なると数十万円、 場合によっては数百万円になります。
花子、現実を見る
私は長年事務職をしているせいか、 見積書を見るとつい合計金額を確認してしまいます。
一方ポジ夫は、 楽しそうに設備カタログを眺めています。
私
「また金額増えてるよ?」
ポジ夫
「でも便利そうじゃん」
「知らんけど」
便利なのは分かる。
問題はお金である。
注文住宅は、 理想を追いかけるほど予算が増えます。
だからこそ、 「絶対に欲しいもの」 と 「できれば欲しいもの」 を分けて考えることが大切だと思いました。
まとめ
注文住宅の打ち合わせでは、 夫婦で価値観の違いが出やすいと感じました。
私は予算が気になる。
ポジ夫は夢が広がる。
どちらも間違いではありません。
ただ、 予算オーバーは現実に起こります。
これから家づくりをする方は、 「本当に必要なもの」を夫婦で話し合っておくことをおすすめします。
ポジ夫
「全部必要なんだけどな」
「知らんけど」
だから予算オーバーするのである。