住宅ローンについて調べていると、 必ずと言っていいほど出てくる言葉があります。
「団体信用生命保険」
略して「団信」です。
住宅ローンを検討し始めた頃の私は、 正直よく分かっていませんでした。
住宅ローンの金利。
借入額。
月々の返済額。
そんなことばかり気にしていて、 団信については「何か保険らしい」程度の認識だったんです。
でも調べれば調べるほど、 住宅ローンにおいて団信は金利と同じくらい大切な存在だと知りました。
団信とは何か
団体信用生命保険とは、 住宅ローンを借りている人が亡くなったり、 高度障害状態になった場合などに、 残っている住宅ローンが保険で返済される仕組みです。
つまり、 万が一のことが起きても、 家族に住宅ローンが残らないための保険です。
現在は多くの住宅ローンで加入が条件になっていますが、 一部の住宅ローンでは加入が任意の場合もあります。
だからこそ、 加入しない場合にどんなリスクがあるのかを知っておくことは大切です。
リスク① 家族に住宅ローンが残る
最も大きなリスクはこれです。
もし団信に加入していない状態で、 住宅ローンを借りている人に万が一のことが起きた場合、 住宅ローンの返済義務が消えるとは限りません。
残された家族は、 悲しみの中で住宅ローンの返済についても考えなければならなくなります。
例えば3,500万円の住宅ローンを組んで、 返済が始まってまだ数年だった場合。
残債は数千万円残っている可能性があります。
その金額を今後も払い続けるのか。
家を売却するのか。
住み続けることはできるのか。
精神的にも経済的にも大きな負担になります。
私はこの話を知った時、 住宅ローンは家を買うためのお金ではなく、 家族の人生そのものに関わる契約なんだと実感しました。
リスク② 子どもの教育費との両立が難しくなる
私たちはちょうど妊娠中に住宅ローンを検討していました。
だから住宅ローンだけでなく、 教育費についても自然と考えるようになりました。
保育園。
習い事。
中学、高校、大学。
子どもが成長するにつれて、 必要なお金は増えていきます。
もし一家の収入を支えていた人に万が一のことが起き、 さらに住宅ローンまで残っていたらどうなるでしょうか。
教育費の準備が難しくなるかもしれません。
進学の選択肢に影響するかもしれません。
団信は単に住宅ローンを守るためだけではなく、 家族の将来の選択肢を守る役割もあるのです。
リスク③ 家計の立て直しが難しくなる
人生には予想できないことが起こります。
病気。
事故。
収入の減少。
住宅ローンは30年から35年という長い期間続く契約です。
その間に何も起こらない保証はありません。
団信があれば、 少なくとも住宅ローンという大きな固定費については備えができます。
しかし団信がなければ、 家計を立て直そうにも大きな住宅ローンが残り続けます。
これは想像以上に大きなリスクです。
花子が団信を真剣に考えた理由
私は元々心配性な性格です。
長年事務職をしていることもあり、 数字を見るとどうしても最悪のケースまで考えてしまいます。
住宅ローンを調べている時も、 金利より先に家族への影響を考えていました。
もしポジ夫に何かあったら。
もし私に何かあったら。
もし子どもがまだ小さい時だったら。
そう考えると、 団信は「保険」ではなく、 家族への最後の生活保障のように感じられました。
ポジ夫の反応
もちろんポジ夫にも説明しました。
私
「団信ってね、もしもの時に住宅ローンがなくなる保険なんだよ」
ポジ夫
「え?」
私
「つまり住宅ローン付きの私たちを守る保険」
ポジ夫
「なるほど」
「じゃあ俺、意外と重要人物だったんだな」
「知らんけど」
いや、 意外とではない。
最初から重要人物である。
ただ、 こういう話を笑いながらできることも、 家づくりでは大事なのかもしれません。
まとめ
団信に加入しない場合、 家族に住宅ローンが残る可能性があります。
さらに教育費や生活費との両立、 家計の立て直しにも大きな影響を与える可能性があります。
住宅ローンを選ぶ時は、 金利や借入額だけでなく、 万が一への備えも考えることが大切です。
私自身、 団信について知ったことで、 住宅ローンは「今の返済」だけではなく、 家族の未来まで考える契約なのだと実感しました。